【3DCG】CINEMA 4D R19が届いた

【3DCG】CINEMA 4D R19が届いた

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皆様こんにちは
Webデザイナーの富田です。

ここ最近は所属先への現在取引のあるお客様の引き継ぎなどで何かとバタバタとしております。
それに合わせて当ブログの更新頻度も今後はもう少しゆっくりした公開ペースになっていくと思います。
とは言え、一ヶ月以上間隔が開かないように調整したいとは思いますが。

えー、趣味にハマることを沼と言いますが、
カメラや趣味の道具、サブカルチャーその他諸々などにどんどんお金をつぎ込んでいくことをそう言うらしいです。
そう考えると、僕は3DCG沼に片足を突っ込んでいる状態と言えます(;´∀`)

というわけで少し前の話にはなりますが、自宅にCINEMA 4Dの最新版「CINEMA 4D R19」が届いたのでそのことをブログに書いてみようと思います。

CINEMA 4Dって何?

CINEMA 4Dはドイツにあるマクソンコンピュータから発売されている3DCG作成ソフトのことです。
基本的にレンダリングが高速で動作が安定しており、Aftereffectsなどの映像系のツールと相性がよく、映像界隈でよく使われています(褒めちぎる
一昔前は知る人ぞ知るソフトでしたが、最近はアニメ制作にも使われるようになったので以前よりかは有名になったのでは無いかと思います。
特に有名なところでは「アイアンマン」のスーツ内のUI描写や「けものフレンズ」に全編にわたって使用されていますね。

CINEMA 4Dは基本的にとっつきやすいUIなので、AEユーザーで3DCGに興味がある方にはオススメのソフトです。
その上Aftereffects CC以降を使用しているとCIMNEMA4D LITEという無料バージョンがインストールできるので、そこからのアップグレードだと少しオトクに購入出来ます。

そして、CINEMA 4DにはMSA契約という年間パスのようなサービスが有り、
一定の金額を支払うと毎年新しいバージョンが届きます。

MSA契約・有料!

年間47,000円の契約料で私が使用しているCINEMA 4DのBroadcastバージョンなら毎年新バージョンがご利用可能です。
このあたりは使うバージョンによって価格が前後します。フルセットのStudioバージョンだったら確か年間72,000円ぐらいだったと思います(;´∀`)

まぁ、費用のことばかり言ってもしょうがないですが。

新機能のご紹介

メインUIで黄色くハイライトされている部分がR19の新機能です。

前のバージョンの時より新機能が幾つか追加されているのですが、
すべて紹介しているとキリがなさそうなので気になる新機能をいくつかピックアップしてみようと思います。

オブジェクト周りの新機能

ボノロイ分割の強化

ボノロイ分割とは

各ポリゴンをボノロイ図の計算式に基いて分割していく方式です。
参考→Wikipedia:ボノロイ図とは?

これを使うとモデリングの手間を省いて簡単にひび割れた面が作成可能なので、何かと重宝しています。

新機能としてディテール付加というメニューが追加になりました。

ボノロイ分割されたオブジェクトにひと工夫加えることが出来るようになりました。
ノイズ設定で破断面に様々な効果を掛けることが出来るようになったので、よりリアルなひび割れ効果が簡単に出せるようになりました。

画像は立方体のオブジェクトに左から「Box Noise」「Dents」「FBM」「Naki」というノイズ効果を加えたものです。
それぞれサイズ、強度を設定できるので細部までこだわって効果の調整が出来るようになっています。

レンダリング周りの強化

CINEMA 4DR19にはProrenderという新しいレンダラーが採用されています。
このレンダラーはプレビュー画面でリアルタイムなレンダリング結果を出力してくれるので、ちょっとした確認のためのレンダリングによる待ち時間を大幅に削減することが出来ます。

ただ、ProrenderはAMDのRadeonのGPUを搭載されたビデオカードのためのシステムなので、
Quadroとはどうも相性が悪いようです。
テスト機はやや旧式のQuadro搭載ノートだったので、AMDのFire ProシリーズなどAMD製のGPUが搭載されたマシンかあるいは最新のQuadroを搭載したデスクトップ機なら十分なパフォーマンスが発揮出来るかもしれません。

※Prorenderを利用するにはOpenCLランタイムのインストールが必要になります。

総評

学生時代を含め今までMaya2011とBrender、Shadeなどを使用してきましたがCINEMA 4Dが一番扱いやすい3DCG作成ソフトだと思います。
ただ自分は本業で3Dソフトを利用しているわけでは無くあくまで趣味止まりなので、本業の方からはそうじゃないよ等のツッコミがあるかもしれません(*_*;

3DCGは趣味で取り組むには高価なソフトが多いですがBlender等の無料のソフトもあるし、長くじっくりと取り組む趣味としては最適だと思うので、気になる方は体験版からインストールしてみると新しい世界が開けると思います。
体験版は日数制限はありますが機能は無制限に利用できますので、是非落としてみて下さい。

体験版ダウンロードはこちらから

2017-10-07

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コメント4件
  • CINEMA4DではなくCINEMA 4Dです

    no | 2017.10.07 13:59

  • 修正致しました!
    ご指摘ありがとうございます!

    k103i | 2017.10.08 17:00

  • tadalafil tablets 20 mg

    【3DCG】CINEMA 4D R19が届いた | ケートミィ・メディアラボ

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